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2016年 11月 6日 二次試験の数学を伸ばすために・・・!
自分は東京大学に受験するときは理系科目で得点を取る作戦で挑みました。
そのためにはもちろん過去問を演習していましたが、
過去問を解くだけで点数が上がるわけではない!ということをお伝えしておきます。
過去問の復習が得点を伸ばすカギになっていきます。今回は数学の過去問(記述を含む)の復習についてお話ししようと思います。
数学を解き終わり採点した後ですが、
まず自分なりに間違った問題を分類することが大事です。
どのような分類かといえば、①「完答が狙えた」②「途中まではできそう」③「てんで分からん」
もちろん復習の重要度では①>②>③です。
①は印をつけるなりして何回も解き直しましょう。①のような問題はどのような大学でも毎年最低1題は提出でます。
②ですが、ここの出来次第で他の受験生と差が付くでしょう。
まず、模範解答の方針を確認しましょう。どのようにして答えを導き出すかが書いている、もしくは解説授業でいっているはずです。
そこが確認できたら、どう考えたらその方針に行きつくのかを考えてください。自分の方針と模範解答の方針の差がある場合はなおさらです。
その時は求める値から逆算していけばどこの考え方で詰まったかわかるはずです。
「X」を求めるために「Y」が必要。「Y」を求めるために「Z」が必要。のような考えの中で
どこの考えが出来なかったかを確認してそこを復習することが良いと思われます。
③は数学の出来る担任助手や先生などにまず、どのように手を付けるか、を学んでください。
2次試験は満点が取れなくても合格ラインに達するケースも多いです。③のような問題はどれだけ途中点を狙うかに絞って対策すればよいでしょう。
あくまで一例ですが、二次試験の復習はいかに点数を伸ばすか。ということに終始してよいと思われます。
数学ではこのようにやってみると良いのではないでしょうか。