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2021年 4月 22日 大学で学んでいること紹介 Part.2

こんにちは、高宮です!

4月がもう3週間も経ちました。はやいですね…

みなさん新しい生活にはさすがに慣れましたか?

中学生・高校生だと先生も去年までとクラスも違えば教えてくださる先生もガラリと変わってきますよね。

気づけば中間テストも迫ってくると思うので、はやめに生活リズムを整えていきましょう!

 

さて、今日は昨日に引き続き、大学で学んでいることを紹介していきます!

僕は文学部日本語学(国語学)を専門に今は勉強をしています。

日本語学(国語学…あまり聞きなれない言葉なのではないでしょうか?

というわけで、どのようなものか簡単に紹介したいと思います!

 

みなさん学校で古文を勉強したことはありますよね?

そこでは最初に古典文法を習ったと思いますが、その文法の体系を作るのが日本語学(国語学)のひとつの役割だったりします。

「特定の助詞が来たら文末は終止形ではなく已然形になる」など、私たちは授業で教わりますが、最初に古文を読んだ人には誰も教えてくれる人はいませんでした。

あるいは、古文だけではなく現代語も研究対象であり、方言や若者言葉などを研究することもあります。

現代語であれば、普段何気なく使っている言葉を研究対象にすることもあり、例えば「歩く」と「走る」の違い、など。

そんなの速度じゃん、と思うと意外とそれだけではなくて、「早歩き」と「ゆっくり走る」など速度が逆転している例や、「車が走る」「ペンを走らせる」とは言うけど同じ対象に対して「歩く」は使わない、など…

考えると意外と奥が深くて、それを実際に文章などに使われている例をもとに考えていきます。

他にも、日本語の音について研究すること文字表について研究することもできます。

 

なんとなく日本語学(国語学)がどのようなものなのかイメージ湧きましたか…?

自分は、高校生の頃から漠然と「こんなに身近にあってわかった顔をして使っているのに知らないことがこんなにあるなんて面白い」と思っていたので、大学ではこの道に進もうと決めていました。

まあ、大学に入ってみてからは、想像以上に奥が深くて難しくて非常に苦戦しているのですが…笑

今日のこの話で興味が湧いた人はぜひ日本語学(国語学)の道へお越しください。

 

これからも、このブログでは各担任助手が大学で学んでいることを書いていくので、ぜひたくさん見てみてください。

興味があった分野があればぜひ直接聞いてみましょう!